「裸の大将」「放浪画家」などと
世の人々から親しまれた山下清。
大正に生まれ、
戦前・戦後・そして高度経済成長期という
慌しい時代を一気に駆け抜け、
山下清は四九歳で生涯を閉じました。
まるで大好きな花火のように、一瞬のきらめきを放って消えていったようです。
しかしその一瞬のきらめきは、花火と同様に人びとの心に永遠に刻まれています。
1922年
3月10日 東京市浅草区田中町に生まれる。
1928年
浅草の石浜小学校に入学する。
1934年
千葉県の養護施設「八幡学園」に入園する。
1940年
11月18日、突然、放浪の旅に出る。
1954年
鹿児島にて放浪生活を終える。
1961年
ヨーロッパ9カ国を訪問する。
1971年
7月12日 他界 (享年49歳)